開幕時点の「打者パワーランキング」 大谷翔平は6位にランクイン

メジャーリーグ公式サイトは昨季から「打者パワーランキング」の発表を開始したが、この企画は今季も引き続き実施される。これはチームの「パワーランキング」の打者版のようなもので、その時点で最も実力や勢いのある打者が上位にくるようになっている。今季1回目の「打者パワーランキング」はシーズン開幕時点のものとなり、2022年シーズンの成績に2023年シーズンの期待値を加味して、同サイトの13人の記者の投票でランキングを決定。エンゼルスの大谷翔平は6位にランクインした。

メジャーリーグ公式サイトは、6位にランクインした大谷について「注意点として、大谷は投手としても活躍しているが、ここでは打者・大谷のみを考えている」としたうえで「2021年の目を見張るような数字には及ばなかったものの、昨季も大谷は打席で十分な生産性を発揮し、打率.273、34本塁打、出塁率.356、長打率.519を記録した。彼が2023年シーズンにさらによくなる可能性を秘めているという事実は恐ろしい」と紹介。同サイトの各記者は打者・大谷のさらなる進化に期待しているようだ。

1位は昨季アメリカン・リーグ新記録となるシーズン62本塁打をマークし、大谷との争いを制してMVPを受賞したアーロン・ジャッジ(ヤンキース)が選出。大谷の同僚であるマイク・トラウト(エンゼルス)が2位に入り、ヨーダン・アルバレス(アストロズ)が3位、フアン・ソト(パドレス)が4位、昨季ナショナル・リーグMVPのポール・ゴールドシュミット(カージナルス)が5位に続いた。

7~10位にはフレディ・フリーマン(ドジャース)、マニー・マチャド(パドレス)、フリオ・ロドリゲス(マリナーズ)、ノーラン・アレナド(カージナルス)がランクイン。ほかにはブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)、トレイ・ターナー(フィリーズ)、ホセ・ラミレス(ガーディアンズ)、コリー・シーガー(レンジャーズ)、ラファエル・デバース(レッドソックス)、ムーキー・ベッツ(ドジャース)、ピート・アロンソ(メッツ)、ルイス・アライズ(マーリンズ)、そして吉田正尚(レッドソックス)にも票が入った。

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