気象庁は30日(木)、向こう1か月(4/1~4/30)の天候の見通しを発表した。北・東・西日本では期間の前半を中心に暖かい空気に覆われるため、向こう1か月の気温は高くなりそうだ。北日本では期間の前半に、東・西日本では期間のはじめに気温がかなり高くなる見込みで、沖縄・奄美では平年並みか高い見込み。
東日本日本海側、西日本と沖縄・奄美では、高気圧に覆われやすいため、向こう1か月の降水量は平年並みか少なく、日照時間は平年並みか多くなりそうだ。
高温に関する情報
北海道と東北では4月5日(水)ごろからの5日間ほどは、全国的に平年よりかなり気温が高くなる可能性がある。このため、気象庁はこれらの地域に「高温に関する早期天候情報」を発表し、農作物の管理に注意するよう呼びかけている。積雪が多い地域は、落雪やなだれ、急な雪解けにも注意が必要だ。
早期天候情報とは
原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。