【プロフィール】杉本憲亮真庭署長 住民の安心と安全を守っていくと決意し就任 / 岡山県真庭市

「生まれは真庭市。故郷に戻り、懐かしさを覚える。ボランティアや各種団体、自治体との連携を強固にし、住民の安心と安全を守っていく」と初の署長職に気を引き締めている。
1984年に県警入り、当時、津山市材木町にあった津山署大橋派出所をふりだしに、新見署地域課長、交通課長をへて、岡山市(都市整備局)へ出向、本部交通企画課など、主に交通畑を歩んできた。警視昇任後は、玉島署刑事官、中四国管区警察局調査官、県北では津山署副署長などを歴任した。
岡山市出向時には、同市内中心部における自転車専用通行帯、駐輪場の新設といった自転車施策に携わった。警視となって間もない2018年の西日本豪雨では、刑事官として行方不明者の安否確認とともに、災害後に発生した窃盗事件の捜査を指揮した。
管内では、昨年5件の交通事故が発生するとともに、窃盗犯の認知件数が増加傾向にあり、「住民の交通安全意識と防犯意識の高揚を図るため、啓発活動、悪質・危険な違反の取り締まりに力をいれていく」と話す。
生まれ育った管内の印象は「人情味があり、子どもも大人もあいさつできる地域」と話す。
趣味はゴルフとウオーキングで、休日は勝山の風情ある町並みの散策を楽しみにしている。時間があれば管内各地も訪ねてみたいともいう。単身赴任中。57歳。

杉本憲亮真庭署長

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