金谷拓実と今平周吾が首位発進 石川遼は3打差10位

歴代チャンピオンの金谷拓実が首位で開幕戦をスタートした(撮影/大澤進二)

◇国内男子◇東建ホームメイトカップ 初日(30日)◇東建多度カントリークラブ・名古屋(三重)◇7062yd(パー71)

晴天に恵まれた開幕戦の初日はスコアを伸ばし合う展開に。ともに「64」をマークした金谷拓実と今平周吾が7アンダーとして首位に並び、バーディ合戦をリードした。

開幕戦で2年ぶりに新シーズンを迎えた金谷は、7バーディ、ノーボギーのプレーに「ショットの調子は良かったし、パットも入ってくれた」と納得の表情。前半11番では1打目を左側の木に当てるなど距離を残したが、約120ydの3打目をピンそば50cmに絡めてパーセーブ。無傷のバーディ量産へとつなげた。

この日は石川遼と前年覇者・香妻陣一朗との組み合わせとなり、「石川選手と回る時はいつもリズムよくできるので、良いプレーができる」と言う。理由を問われると「スターだからです」と笑い、「学生のころから予選ラウンドを(ともに)することが多くて、いつもリズムよくプレーできる。明日も楽しみです」と2日目のプレーに期待を寄せた。

石川との同組ラウンドは昨季までに14回あり、オーバーパーをたたいたのは2回のみ。アンダーパーは半数の7回を記録し、優勝した21年開幕戦の第2ラウンド、3位とした22年「セガサミーカップ」第1ラウンドでは6アンダーをマークしている。

6アンダーの3位に20歳のレフティ・細野勇策と浅地洋佑。5アンダーの5位に米澤蓮、大堀裕次郎、内藤寛太郎、ハン・リー、マイケル・ヘンドリー(ニュージーランド)の5人が続く。

4アンダーの10位に石川遼、片山晋呉、久常涼、宮里優作、堀川未来夢ら12人がグループを形成。連覇がかかる香妻は1アンダー49位で初日をスタートした。

<上位成績>

1T/-7/今平周吾、金谷拓実
3T/-6/細野勇策、浅地洋佑
5T/-5/米澤蓮、大堀裕次郎、ハン・リー、マイケル・ヘンドリー、内藤寛太郎
10T/-4/石川遼、片山晋呉、宮里優作、久常涼、堀川未来夢、大槻智春 ほか

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