「期待の星」活躍を後押し 設立総会経て1日発足 滝澤夏央選手後援会

 プロ野球(NPB)埼玉西武ライオンズで活躍する上越市出身の滝澤夏央選手(19、関根学園高出)の後援会設立総会が28日、上越市仲町3の百年料亭宇喜世で開かれた。

設立総会であいさつする羽尾会長

 役員候補11人のうち9人が出席し、会則や年度の活動について協議し、すべての議案について承認された。
 会長に選出された同校野球部OBの羽尾和久さん(羽尾医院院長、同市稲田3)は、後援会設立の趣旨と今後の活動について、「WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の優勝で野球界が盛り上がっているタイミングで、地域の期待の星、滝澤選手の後援会を地元で立ち上げられたことをうれしく思う。滝澤選手を応援し、(日本代表として活躍した西武の)源田選手に負けない活躍を期待したい」と話した。
 後援会は4月1日を発足日として、翌年3月31日までを活動年度とする。同後援会で4月1日に、会員(企業・一般・ジュニア)募集や会自体の活動報告用にホームページを立ち上げる予定。
 問い合わせは同後援会事務局(電025・525・6666)へ。
◇2軍戦でプロ2本目本塁打 滝澤選手
 滝澤選手は29日のイースタン・リーグ(2軍)、東京ヤクルト戦に8番・遊撃手で先発フル出場。七回表の第3打席で右翼ソロ本塁打を放ち、九回の第4打席で中前2点適時打する活躍を見せた。プロでの本塁打は昨年8月23日の2軍戦に続き2本目。
 30日、出場選手登録(1軍)が公示され、滝澤選手の名前は入っていなかった。

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