【タイ】大和ハウス、タイで初の商業施設を開発[建設]

「ユニクロ ロードサイド ラッカバン店」外観=タイ・バンコク(NNA撮影)

大和ハウス工業は30日、タイの工業団地・賃貸倉庫大手WHAコーポレーションとの合弁会社が、首都バンコクで商業施設を開発したと発表した。大和ハウスがタイで商業施設開発に携わるのは初めて。

合弁会社のWHAダイワロジスティクス・プロパティー(WHADLP)が、カジュアル衣料品店「ユニクロ」のロードサイド店舗「ロードサイド ラッカバン店」を開発。きょう31日に開業する。

商業施設の敷地面積は4,144平方メートル。鉄筋コンクリート造一部鉄骨造平屋建て1,109平方メートル。2022年8月末に着工し、23年2月末に完成した。

WHADLPは16年7月設立。WHAコーポレーションが51%、大和ハウスが49%を出資している。主に物流施設倉庫の開発と賃貸事業を手がけており、東部チョンブリ県のレムチャバン・プロジェクト第1期(16年)や同2期(21年)、バンコク東部バンナーのプロジェクト全4棟(18年)を完成させている。今回の初めての商業施設を皮切りに、他の商業施設や物流施設の開発、複合開発も進めていく方針だ。

© 株式会社NNA