ブルージェイズが打撃戦を制す ヌートバーは1安打2四球で3出塁

【ブルージェイズ10-9カージナルス】@ブッシュ・スタジアム

今季限りでの現役引退を表明しているアダム・ウェインライト(カージナルス)による国歌独唱で始まった一戦は両軍合計34安打19得点という点の取り合いとなり、ブルージェイズが10対9で勝利。カージナルスは本拠地での開幕戦を白星で飾ることはできなかった。ブルージェイズ7番手のイミ・ガルシアが今季初勝利(0敗)、8番手のジョーダン・ロマノが今季初セーブをマーク。カージナルス6番手のライアン・ヘルズリーは今季初黒星(0勝)を喫した。

ブルージェイズがアレック・マノア、カージナルスがマイルズ・マイコラスの先発でスタートした一戦は5回終了時点で5対5の同点。両先発は4回持たずにマウンドを降りた。6回以降は点の取り合いになり、6回裏にカージナルスが1点を勝ち越すと、7回表にブルージェイズが同点。7回裏にカージナルスが再び勝ち越したものの、8回表にブルージェイズが2点を奪って逆転した。8回裏にカージナルスがノーラン・アレナドの2点タイムリー二塁打で再びリードを奪ったが、ブルージェイズは9回表に抑えのヘルズリーから2得点。最後は守護神ロマノが三者凡退に抑え、3時間38分の熱戦を締めくくった。

カージナルスのラーズ・ヌートバーは「2番・左翼」でスタメン出場し、4打数1安打2四球で3出塁と持ち味を発揮。しかし、9回裏二死走者なしの場面でロマノの前に三振を喫し、試合の最後の打者となった。また、カージナルスの有望株ジョーダン・ウォーカーは「8番・右翼」でスタメンに名を連ね、5打数1安打1打点。記念すべきメジャー初安打と初打点をマークした。

© MLB Advanced Media, LP.