スーガマーで23キロ、クエ

 21日、友人の船長からのお誘いで渡名喜島と久米島の間に位置するスーガマー沖の釣りに出かけた。水深160メートルから一気に60メートルに掛け上がるポイントでの流し釣りだ。

 水深100メートルまではジギングでカンパチやマグロなどを狙い、水深60メートルではテンヤ釣りでウムナガーやシロブチハタ、ヤキータマンを狙う作戦。最初の1投目に260グラムのクランキージグを投入した金城漣太さん。投下中に1度アタリがあったがヒットせず、一旦着底してから巻き上げていると、海底から10メートルほど巻き上げた所で大物がヒットした。

 30号の船竿(ふなざお)が根元から曲がり、ラインが引き出されて根に潜られた。しばらくしたら根から離れて巻き上げることができたが、再び根に張り付いてしまった。竿を振って根に張り付いた大物が嫌がる振動を与えると、再び根から離れた。それからは巻いては出されを繰り返し、10分ほどで海面を割って茶色い大きな魚が浮いた。これが23キロのクエだった。

 5日、西崎港を会場にクラブキザクラ琉球懇親チヌ釣り大会が開催された。主な結果は次の通り。

 優勝=謝花一希/1.15キロ

 準優勝=大城翔平/1.13キロ、3匹

 3位=渡嘉敷大輔/1.04キロ、3匹

(おきなわ釣り王国社・仲栄真修)
 
 

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