大惨事…男性会社員、ある日SNSで気になる人から連絡来る じつは「罠」1750万円を振り込んだら音信不通に

特殊詐欺で1750万円被害

 埼玉県警本庄署は30日、特殊詐欺で、本庄市在住の会社員男性(58)が現金約1750万円をだまし取られたと発表した。

 同署によると、昨年11月7日午後8時50分ごろから数回、男性が使用する携帯電話にインストールされた交流サイト(SNS)のアカウントに、投資業者を装う者からメッセージを受信。「株、FX(外国為替証拠金取引)、不動産、国債などの投資をされているなら、いつでも私に相談して下さい」「正確な解析と合理的な投資アドバイスを致します」「メールに添付されたURLをクリックし、アプリをダウンロードし、取引アカウントにログインして下さい」などと記載されていた。

 信じた男性は同11月30日から今年2月22日までの間、8回にわたってインターネットバンキングで、指定口座に現金計約1750万円を振り込んだ。その後、SNSで連絡が取れなくなり、同署に届け出たという。

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