広島県議選・広島市議選が告示 県議選は11選挙区で無投票 広島市議選は全8選挙区で選挙戦に

統一地方選の前半戦となる広島県議会議員選挙と広島市議会議員選挙が告示されました。県議選では、11の選挙区で無投票となりました。

県議会議員選挙(定数64)では、88人が立候補しました。23の選挙区のうち広島市中区、南区、安芸区では12年ぶりの選挙戦となります。

一方、定数より多い立候補がなく無投票で議員が決まった選挙区は、前回より3つ減ったものの、11ありました。内訳は広島市の東区、西区、佐伯区の3つの選挙区や定数10の福山市に加え、三次市や庄原市など7つの1人区で無投票となりました。

このうちの一つ広島市西区では、議員辞職した砂原克規元県議の長男、砂原崇弘氏も初めての当選を決めました。

無所属・新人 砂原崇弘氏
「これまでの皆さまの様々なご支援があってのこと。無投票になったが、しっかり仕事は頑張っていきたい」

民主県政会所属の現職、福知基弘氏は、5回目の当選です。

無所属・現職 福知基弘氏
「政治とカネの問題で辞めた議員がいたなか、無投票は果たしてどうなのか。私自身は、現職なので『引き続き任せるよ』と言われたものと受け止めたい」

一方、広島市議会議員選挙には8選挙区、定数54に対し84人が立候補し、全ての選挙区で選挙戦となりました。

県議選、広島市議選とも、投開票日は4月9日です。

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