名神7人負傷の玉突き事故、バス運転手を起訴 うたた寝で渋滞車列突っ込む

大津地検(大津市)

 滋賀県愛荘町の名神高速道路で起きた多重事故で、大津地検は31日、自動車運転処罰法違反(過失傷害)の罪で、バス運転手の男(33)=金沢市=を起訴した。

 起訴状では、3月10日午後0時20分ごろ、同町の名神高速上り線で西日本ジェイアールバス(大阪市)の高速バスを運転中、眠気を覚えたが、運転を中止せず、時速約85~90キロで走行したまま仮睡状態に陥って、渋滞していた車列の最後尾の乗用車に衝突。4台を巻き込む玉突き事故を起こし、計7人に重軽傷を負わせた、としている。

© 株式会社京都新聞社