水谷豊,段田安則,高橋克実,堤真一 大ヒットを放った4兄弟を演じる!舞台「帰ってきたマイ・ブラザー」いよいよ開幕

23年ぶりの舞台出演となる水谷豊、そして、段田安則・高橋克実 ・堤真一の4名が、その昔、大ヒットを放った4兄弟のヴォーカルグループ“ブラザー4(フォー)“を演じる舞台「帰ってきたマイ・ブラザー」東京公演がいよいよ4月1日(土)に開幕。
ただ、このグループ・・・実は、あっという間に華やかな表舞台から姿を 消してしまい、今は、兄弟4人それぞれの道を歩んでいるという設定。 ところが、このグループの昔の曲が、ひょんなこと から令和の現代に再浮上!彼ら兄弟の存在も再び脚光を浴びることとなり、かつてのファン(峯村リエ・池谷のぶえ)や 元マネージャー(寺脇康文)も集まって、再結成の日を迎えることに。 さてさて、ここまでバラバラの人生を送ってきた兄弟たちは、果たして、往年の歌声と絆を取り戻せるのでしょうか・・・・??というのが大体の流れ。
本作は、東京公演後に、シス・カンパニー公演としても異例の全国8都市(名古屋・大阪・福岡・西宮・新潟・札幌・仙台・ 京都)上演を敢行するのも注目、脚本マギー、演出小林顕作、全国行脚へ。

初日に先駆けて、フォトコールが行われた。披露された場面は、もちろん歌唱シーン。楽曲は「マイブラザー」、作詞はマギー、作曲は割田康彦。懐かしい響きのメロディ、コミカルでありながら愛のある歌詞。赤いタキシード、光沢があり、なかなかダンディーな出立ち。テンポもゆっくり。年齢通りの設定、長男(若村ハジメ)は水谷豊、次男(若村信二)は段田安則、三男(若村裕三)は高橋克実、四男(若村四郎)は堤真一。スタンドマイクで歌唱、ダンス、というほどではないが、音楽に合わせて!この4ショット、貴重な…。歌唱が終わり、客席から拍手、気持ち的にはアンコールして欲しいと思うほど。
それから簡単な会見が行われた。改めて、歌唱を終えたばかりの水谷豊、段田安則、高橋克実、堤真一が登場、和気藹々な雰囲気。

MCより、「まずは長男坊のハジメさんの水谷豊さん」と呼びかけ、「23年ぶりの舞台ですが、今のお気持ちは?」と聞かれ、「23年になるんですね。1カ月ぐらい前からけいこを始めたのですが、さて、さて、どうなることやらと…途中から心配も何も…弟たちは頼りがいがある。無事に初日を迎えられそうです。ありがとうございます。これから本番!」と挨拶。

続いて「次男坊の信二さんの段田安則さん、読売演劇大賞最優秀男優賞、受賞おめでとうございます(パチパチパチパチ)。歌ありのお芝居、いかがでしょうか」と聞かれ、「多分、今年はこれで読売演劇大賞作品賞、取るんじゃないかと思っていますが。まあ、ひょっとしたら芝居ではなくて、歌で!歌は楽しいので、レコード大賞、皆様、どうぞよろしくお願いいたします」とコメント。ひょっとしたら年末にこの兄弟の姿が!?紅白も夢じゃないかも?

「三男坊の高橋克実さん、憧れの水谷豊さん、1ヶ月ちょっと(稽古で)…今のお気持ちは?」と聞かれ、「テレビドラマ『相棒』でご一緒させていただいたことはあるのですが……稽古場で“普段の豊さん”を見ることができる、お得な感じでした(笑)横顔にうっとりしちゃうので、本番では見惚れてしまわないように気をつけたい(「お得って?」と水谷豊が突っ込む場面も)」と気を引き締めた(笑)。MCからは「稽古中から目がハートに」と”高橋克実の水谷豊が好きすぎて”を暴露。「堤真一さん、華麗なステップを披露していただきましたが」とMC。堤真一は「すごい緊張しました。ドラマの『熱中時代』を食い入るように見て育ったので、子供時代に戻れたら小学生の自分に『お前、この人と一緒の舞台に立つんだぞ』と教えてあげたい、今回、仕事だと思っていない、ご褒美です!」

そして最後に全国公演もある長丁場公演、改めて水谷豊からまず、“弟”役の3人について、「真一はやっぱりスター、映像の現場だったらこんなに近づけなかったと思う。弟の役なので、気さくに『初日よろしくね!』と。これで一生の関係が決まりましたね(笑)。克実は『相棒』で初めてお会いしたんですけど、そのとき全然表情が変わらなくて、堂々としていて、態度のデカい俳優だなと思っていたんですよ(笑)。あとで聞いたらとても緊張していたと…。安則は、2人でバディもののドラマに出演したこともあって長い付き合いでうちに遊びに来てくれたこともあり、関係はできています」と語る。歌唱ですでに息のあったところを見せてくれた“ブラザー4(フォー)“。最後に水谷豊が「このメンバーで、池谷のぶえ、峯村リエ、寺脇康文と共に全国を回りますので、皆さん待っていてください。我々が参ります!よろしくお願いいたします」と挨拶。段田安則は「明日のことで頭いっぱいお腹いっぱい、ぜひお越しください。水谷豊の生舞台、なかなか観られません!」高橋克実は「こんなに長い公演、明日始まって、6月末、私の出身地、新潟もあります。段田さんもおっしゃってましたが、生の水谷豊を、お待ちしております」そして末っ子・堤真一は「お兄ちゃんたち、(話が)長い! ぜひ、観にきてください、よろしくお願いいたします」と手短に締めて会見は終了した。

概要
日程・会場:2023年4月1日(土) ~ 4月23日(日) 世田谷パブリックシアター
全国公演あり。
作:マギー
演出:小林顕作
出演:
水谷豊
段田安則
高橋克実
堤真一
寺脇康文
峯村リエ
池谷のぶえ

美術:伊藤雅子
照明:日下靖順
音楽:割田康彦
音響:井上正弘
衣装:前田文子
ヘアメイクデザイン:勇見勝彦
舞台監督:瀧原寿子
プロデューサー:北村明子
企画・製作:シス・カンパニー
東京公演提携:公益財団法人せたがや文化財団/世田谷パブリックシアター
後援:世田谷区
公式サイト:https://www.siscompany.com/brother/

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