李首相が海南視察、経済は安定成長

李強・首相は3月29日、ボアオ・アジア・フォーラム年次総会の開幕式に出席するため海南省入りした。30日付香港各紙によると、李首相は自由貿易港の建設状況や高齢者福祉・医療衛生事業を視察するとともに、フォーラム出席のため訪中している国際通貨基金(IMF)のゲオルギエバ専務理事に面会した。李首相は海南視察時、改革開放を堅持するとあらためて述べ、海南省が世界に影響力を持つ中国の特色ある自由貿易港の建設を加速するよう求めた。また現地の高齢者福祉機関を訪問し、高齢者と気さくに交流。海南省中医院を視察した際、新型コロナウイルス感染症(COVID―19)流行に対処した医療従事者らの努力に感謝を表明した。

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