きょう4月1日(土)からあす2日(日)にかけて、本州付近はさくらがよく映える青空が広がり、絶好のお花見日和となる見込み。
　西日本や東日本の最高気温は23℃前後の所が多く、昼間は上着いらずの軽装でさくらを楽しめる所が多くなりそうだ。

4月はさくら映える青空の中でスタート

　本州付近は高気圧に覆われ、すっきりとした青空の中で4月がスタートしている所が多くなっている。
　きょう1日(土)午後からあす2日(日)にかけても、西日本から北日本の広い範囲でよく晴れる見込み。各地でさくらが見頃を迎えているため、この週末は絶好のお花見日和となりそうだ。統計史上最も早い記憶に並んでさくらが開花した東京では、今シーズンのさくらを楽しめる最後の週末になる見通し。

きょう名古屋は今季初25℃の夏日予想

　きょう4月1日(土)からあす2日(日)にかけて、たっぷりの日差しと平年より暖かい空気の影響で、昼間の気温は平年より高い所がほとんどの予想。西日本から東日本では23℃前後と、昼間は上着いらずの暖かさとなりそうだ。長袖シャツ1枚など軽装で過ごせる見込み。
　また、きょうの最高気温は名古屋で25℃と今シーズン初めて夏日になる予想。大阪でも25℃が見込まれおり、暑がりな場合は半袖でもいいかもしれない。

来週半ばにかけて晴れて暖かい日続く

　その先3日(月)から4日(火)にかけても本州付近は広く高気圧に覆われて晴れ、昼間はポカポカ陽気となる所が多い見込み。岩手県や秋田県など、東北北部でも続々とさくら開花の便りが届くかもしれない。

　ただ、5日(水)以降は低気圧や前線が近づくため、くもりや雨の日が続く見通し。この雨を境に、西日本や東日本のさくらは散ってしまう可能性がある。晴れ間を有効に使い、今シーズンのさくらを楽しみたい。

（気象予報士・鈴木悠）