公立保育園の延長保育料で請求ミス 宇都宮市

宇都宮市役所

 宇都宮市は31日、市立保育園10園の昨年10月分の延長保育料を誤った金額で請求したと発表した。本来の請求は306件計37万2300円だが、請求済みの9月分の274件計34万1250円を10月分として請求した。このため105件計6万8350円の返金と、149件計9万6150円の追加請求が生じる。

 保護者から今年1月、「身に覚えのない納付案内が届いた」と市に問い合わせがあり判明した。市職員が昨年11月に請求書を作成した際、誤って9月分の延長保育料のデータを使用したことが原因という。

 市保育課は31日付で対象となる保護者に謝罪と説明の通知を発送した。同課は「パソコンでデータを混同しないように管理し、二重確認をして再発防止に努める」としている。

 

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