スーツの予算は2~3万円が最多! スーツなどの被服費を節約するポイントは?

スーツの購入予算は2~3万円

株式会社TOCREATEITのスーツに関するアンケート調査によると、スーツの購入予算で最も多かったのは、「2万円以上~3万円未満」(31.8%)でした。次いで「3万円以上~5万円未満」(26.6%)、「1万円以上~2万円未満」(22.8%)という結果になりました。

一般的な紳士服量販店でも2万~3万円台での取り扱いが多いため、このような結果になったと考えられます。

消耗したら買い替える方が半数

同アンケート調査によると、51.6%の方が消耗して着られなくなったときにスーツを買い替えると回答しました。

スーツの寿命は、平均すると3~5年ほどといわれています。そのため、多くの方は3年を超えたときスーツの買い替えを検討すると考えられるでしょう。

もちろん、着用頻度や使用されている素材、お手入れの度合いなど、さまざまな要因によってスーツの寿命は変化します。半年ほどで買い替えが必要となることもあるため、スーツの着用機会が多い方は、急な出費に備える必要があります。

被服費を節約するときに知っておきたいポイント

スーツのみならず、被服費全般にかかるお金の多さに悩まされている方もいるのではないでしょうか。そこで、被服費を節約するときに知っておきたいポイントについて確認していきましょう。

季節ごとに予算を決める

被服費にかけるお金は、人によって大きく異なります。そこで衝動買いを避けるためにも、被服費にかけられる予算を決めておくことが大切です。

年間でかかる被服費が予算内に収まればよいため、ワンシーズンで5万円までといった決め方で問題ありません。こうして季節ごとに設定しておけば、冬物のアウターといった高額アイテムを購入する際も、予算の見通しを立てやすくなります。

そして新しい服を購入するときには、手持ちの服を振り返りましょう。買い替え・買い足しするべきアイテムを事前に把握しておけば、優先度の低い服まで購入することを避けられます。

レンタルサービスを活用する

例えば礼服・喪服のように着用シーンが限られているアイテムは、レンタルサービスの活用がおすすめです。

必要なときだけ借りるスタイルなので、保管やクリーニングの手間も省けます。服自体はまだまだ着られる状態なのに、体形や流行の変化により着られなくなってしまうリスクもありません。

さらにレンタルサービスによっては、専属スタイリストにコーディネートしてもらうことも可能です。気に入ったアイテムは買い取りできる場合もあるので、まずはレンタルした上で購入判断すれば、自分に似合う服だけを手元に残せるでしょう。

まとめ

テレワークが増加した現在でも、スーツの着用機会はまだまだ多くあります。冠婚葬祭などで必要となることもあるため、急な出費に備える必要もあるでしょう。そこで、あらかじめ予算を立てておくと同時に、レンタルサービスなども活用しながら被服費を節約することが大切です。

出典

株式会社TOCREATEIT スーツに関するアンケート調査

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

© 株式会社ブレイク・フィールド社