加藤シゲアキ著『オルタネート』が6月26日に待望の文庫化! 直木賞候補作・吉川英治文学新人賞受賞・本屋大賞ノミネートの超話題作が新潮文庫に登場

「胸を張って、言わせてもらいます。本作は私、加藤シゲアキの代表作です。」 直木賞候補、吉川英治文学新人賞受賞、本屋大賞ノミネート、ダ・ヴィンチBOOK OF THE YEAR 2021 小説部門第1位、高校生直木賞受賞……文壇からの高い評価と、読者からの熱烈な支持。その両者を獲得した加藤シゲアキ著『オルタネート』が文庫化される。 18万部突破のベストセラーにして、直木賞候補となり、さらには吉川英治文学新人賞を受賞して大きな話題を呼んだ加藤シゲアキの『オルタネート』が、6月26日に新潮社から文庫化されることが決定した。 高校生限定のマッチングアプリ「オルタネート」をめぐり交錯する、三人の高校生の恋、友情、そして成長を描く新時代の青春小説。文壇の高い評価のみならず、読者や書店員からも熱烈な支持を得て、ダ・ヴィンチBOOK OF THE YEAR 2021 小説部門第1位や、高校生直木賞にも輝き、本屋大賞にもノミネートされた。 著者自身が「こんなに自著に感謝することはこの先ないかもしれません。胸を張って、言わせてもらいます。本作は私、加藤シゲアキの代表作です」と言い切る特別な作品だ。

加藤シゲアキ コメント

©︎新潮社

本作は、普段あまり本を読まない高校生にも小説の楽しさを知ってほしいと思って書きました。しかし蓋を開けてみれば高校生だけでなく、私より年上の方からもたくさんの反響をいただきました。著者が一番小説のポテンシャルを信じていなかったと反省しつつも、文庫化に際して改めて読み直したのですが、甦ってくるのはどれも美しい記憶でした。

『オルタネート』は、本当に私を遠くまで連れていってくれた。そしてテーマ同様、私を大きく育ててくれました。

こんなに自著に感謝することはこの先ないかもしれません。

胸を張って、言わせてもらいます。

本作は私、加藤シゲアキの代表作です。

【著者紹介】加藤シゲアキ(かとう・しげあき)

1987年生まれ、大阪府出身。青山学院大学法学部卒。NEWS のメンバーとして活動しながら、2012年1月に『ピンクとグレー』で作家デビュー。以降『閃光スクランブル』、『Burn.-バーン-』、『傘をもたない蟻たちは』、『チュベローズで待ってるAGE22・AGE32』 とヒット作を生み出し続け、2020年3月には初のエッセイ集『できることならスティードで』を刊行。2020年11月刊行の長編小説『オルタネート』で吉川英治文学新人賞を受賞、本作は直木賞候補にもなった。アイドルと作家の両立が話題を呼んでいる。

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