「喜んでいる自分が悔しい」 西村優菜ショット不振も予選通過

40位で週末に進む(撮影/田辺安啓(JJ))

◇米国女子◇DIOインプラントLAオープン 2日目(31日)◇パロスバーデスGC (カリフォルニア州)◇6258yd(パー71)

今季から米国を主戦場にするツアールーキーの西村優菜は通算イーブンパー40位で予選通過を果たした。前週のデビュー戦はカットラインに1打足りずに予選敗退。唇をかんで今大会を迎えた。

午前組で出た2日目は14番(パー5)、15番で連続バーディを奪って、後半に折り返した。4番でボギーを喫したが、6番(パー3)でPWで3mにつけたのを沈め、7番(パー5)は58度で1mに寄せたのを入れてバーディを奪った。

ショット不振になりつつも、予選は通過した(撮影/田辺安啓(JJ))

出場順位が入れ替わるリシャッフルに向け、出場できる試合に限りある西村は1試合でも予選を通過したいところ。「ほっとしたのが大きいけど…予選通過で喜んでいる自分が悔しい」と心情を明かした。

初日から「(持ち球の)ドローを打つとブレている気がする」とショット不調の原因はわからず。この日も「ちょっとカットに打って、ストレートかフェード気味の球」で対応した。

決勝ラウンドは“攻め”の姿勢で(撮影/田辺安啓(JJ))

週末に向けて「練習する時間があるのでフィーリングが良くなるように調整したい。(カットラインが無くなって) 攻められる回数は多くなると思うので、ちょっと違ったゴルフが出来るようになるかな」。まずは第一関門を突破した。(カリフォルニア州パロスバーデス・エステーツ/石井操)

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