下水処理場に乳児遺体 長崎、遺棄容疑で捜査

警察車両の赤色灯

 1日午前11時45分ごろ、長崎市田中町の東部下水処理場の男性職員から「赤ちゃんが流れてきて、呼吸をしていない」と119番があった。乳児は現場で死亡が確認された。県警長崎署は司法解剖して死因や身元を調べるとともに、死体遺棄容疑で捜査している。

 署などによると、乳児は性別不明で、へその緒のようなものが付いており、生後間もないとみられる。服は着ておらず、目立った外傷はない。

 午前11時半ごろ、男性職員が下水をろ過してごみを取り除く場所で発見した。前日午前9時ごろに点検した際には異常はなかった。

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