海老名の大学生と高校生 放火犯追いかけて自宅に入るところを撮影 逮捕に貢献し感謝状

下山幸男署長から感謝状を受け取る川崎航平さん(中央)と幸田モハマド亜吏さん(右端)=海老名署

 放火を発見して110番通報し、放火犯を追いかけて撮影し逮捕に貢献したとして海老名署は3月20日、いずれも海老名市内に住む大学3年の川崎航平さん(21)と高校2年の幸田モハマド亜吏さん(17)に感謝状を贈った。

 川崎さんは8日午後6時ごろ、同市さつき町の歩道上で、男が枯れ草に火を付けて逃げたのを見つけ110番通報した。さらに、ジョギングで現場を通りかかった幸田さんに「あの男の写真を撮って」と依頼。幸田さんは男を追いかけて自宅に入るところを撮影し、逮捕に貢献した。

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