エンゼルス打線爆発 初登板の藤浪は3回途中8失点でノックアウト

【エンゼルス13-1アスレチックス】@オークランド・コロシアム

開幕戦で大谷翔平が好投するもブルペンが崩れて逆転負けを喫したエンゼルス。2戦目は3回表に打線が大量11得点と爆発し、13対1でアスレチックスに大勝した。エンゼルス先発のパトリック・サンドバルが5回2安打1失点で今季初勝利(0敗)、2番手のタッカー・デービッドソンが4回3安打無失点で今季初セーブを記録。アスレチックス先発の藤浪晋太郎は3回途中5安打8失点でノックアウトされ、メジャー初登板初先発を白星で飾ることはできなかった(0勝1敗、防御率30.86)。

2回まで藤浪の前に打者6人がパーフェクトに抑えられていたエンゼルス打線が爆発したのは3回表だった。ルイス・レンヒーフォの四球、ジオ・ウルシェラのヒットで無死1・2塁のチャンスを作ると、ローガン・オホッピーのタイムリー二塁打で先制。テイラー・ウォードと大谷のタイムリー、アンソニー・レンドンの犠飛、ジェイク・ラムのタイムリーで6対0とリードを広げ、藤浪をノックアウトした。投手交代後も打線の勢いは止まらず、ウルシェラのタイムリー、オホッピーの犠飛、ウォードの1号2ランで大量11得点のビッグイニングに。試合後、フィル・ネビン監督は「打線のことは心配していなかった」と微笑んだ。

藤浪は初回に94.8マイルのスプリッターでマイク・トラウトを空振り三振に仕留めるなど、2回までは素晴らしいピッチングを見せていたが、3回表先頭のレンヒーフォを歩かせると、その後はレンドンの犠飛による一死しか取れず、8失点でノックアウト。悔しいメジャー初登板となった。「3番・DH」でスタメン出場した大谷はファーストゴロ、レフトへのタイムリー、空振り三振、ライトへのタイムリー、セカンドゴロで5打数2安打2打点。チームの勝利に貢献した。

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