ロシア、ソユーズ2.1vロケットで軍事目的の人工衛星打ち上げに成功

【▲ ソユーズ2.1vロケットの打ち上げ(Credit: ロシア国防省)】

ロシアは2023年3月30日(日本時間)に、「ソユーズ2.1v」ロケットの打ち上げを実施しました。搭載されていた衛星は目的の軌道へ投入されたと、ロシアの国営宇宙企業ロスコスモスがTelegramで報告しています。

打ち上げに関する情報は以下の通りです。

■打ち上げ情報:ソユーズ2.1v

ロケット:ソユーズ2.1v
打ち上げ日時:日本時間2023年3月30日4時57分【成功】
発射場:プレセツク宇宙基地(ロシア)
ペイロード:コスモス2568(EO MKA-4 ※非公式情報)

ロシアの人工衛星(またはミッション)には「コスモス(Kosmos)+数字」といったコードネームが付けられています。今回打ち上げられた衛星は、軌道投入後に「コスモス2568」のコードネームが割り振られました。

また、ロシアの宇宙メディア「RussianSpaceWeb.com」はコスモス2568について、軍事用の実験衛星(EO MKA-4)である可能性を指摘しており、過去に打ち上げられた「コスモス2551」との類似点に言及しています。

■打ち上げ関連リンク

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文/sorae編集部 速報班

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