道の駅「南えちぜん山海里」に新たな恐竜像2体、鳴き声やミスト噴射 福井県南越前町にフクイラプトルとフクイサウルス

設置されたフクイラプトル(右)とフクイサウルス=福井県南越前町の「さんかいりパーク」

 福井県南越前町の北陸自動車道南条サービスエリア(SA)上り線に隣接する道の駅「南えちぜん山海里」の屋外施設「さんかいりパーク」に、恐竜モニュメント2体が登場した。「恐竜王国・福井」を県外の観光客らにアピールする。

 福井県立恐竜博物館(勝山市)の今夏のリニューアルオープンに向け、同SAを博物館への玄関口の一つとして位置づけて、県が設置した。3月24日夜にお披露目された。

 2体は、県内で化石が見つかった肉食恐竜「フクイラプトル」と草食恐竜「フクイサウルス」で、ともに全長約4メートル、高さ約1.4メートル。SA利用客の目にとまるようにと柱の上に設置。フクイラプトル(柱を含めた高さ5.64メートル)がフクイサウルス(同4.68メートル)を見下ろし、双方が対峙している。

 モニュメント前の案内板に取り付けられたセンサーが人を察知すると、恐竜が鳴き始める。2体は赤や青、緑色のライトに照らされ、ミストが噴射されるなど、たけだけしさが見る人を楽しませていた。

 鳴き声は午前9時~午後7時に聞くことができる。午前9時~午後9時には30分ごとにミストが噴射される。ライトアップは午後4時~同9時。

 同SA下り線には昨年春、草食恐竜「フクイティタン」の実寸大モニュメントが設置されている。

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