島根県知事選挙に立候補 向瀬慎一(むこせ・しんいち)氏の経歴・政策まとめ

任期満了に伴う島根県知事選挙が3月23日告示、4月9日投開票の日程で実施されています。今回の島根県知事選挙には届け出順に、共産党新人の向瀬慎一氏(52)、自民党・立憲民主党・公明党・国民民主党が推薦する無所属現職の丸山達也氏(53)、久保田の職員飲酒もみ消しをぶっつぶす党新人の森谷公昭氏(67)の3名が立候補しました。本記事では共産党新人の向瀬慎一氏についてご紹介します。

島根県知事選挙に立候補 丸山達也氏の経歴・政策まとめ
島根県知事選挙に立候補 森谷公昭氏の経歴・政策まとめ

石川県出身、山形大学大学院修了。民青同盟島根県委員長、党西部地区副委員長などを経て、党西部地区委員長を務める

向瀬氏は1971年石川県生まれ。山形大学大学院工学研究科博士前期課程電子情報工学専攻修了。協同組合カオリンに電気技術者として勤務。日本民青同盟島根県委員長、日本共産党西部地区副委員長などを経て、現在は党西部地区委員長を務めています。これまで2011年の島根県知事選挙、2021の衆議院議員選挙(島根2区)などに立候補しました。

向瀬氏が掲げる政策とは

向瀬氏はリーフレットで以下の政策を公表しています。

○県民のいのちと暮らし、地域経済を支える県政へ
・医療・保健所体制の充実、中小企業支援とセットで最低賃金の引き上げ
・看護師や介護福祉士、保育士などエッセンシャルワーカーの処遇改善
・年金削減ストップ、消費税5%減税、インボイス制度の中止
・国民健康保険料の引き下げ、介護保険の負担軽減、水道料金値上げストップ
・米価下落対策、畜産農家への緊急支援、農林水産業の再生
・子ども食堂へさらなる支援を
・予期せぬ自然災害に備え、防災・減災対策を最優先に

○原発ゼロ・気候危機打開を島根から ・島根原発2号機の再稼働同意は撤回
・省エネ対策・再エネ促進で、新たな産業と雇用の創出を

○子育て応援3つのゼロ。教育環境の改善を ・少人数学級の推進、教員の多忙化解消
・学費など教育の負担軽減
・給付型奨学金制度の抜本的拡充

○ジェンダー平等を実現し、誰もがいきいき輝く島根に
・選択的夫婦別姓、男女の賃金格差の是正
・あらゆる性暴力から県民を守る
・公共施設のトイレに生理用品を常備
・県政の意思決定の場に女性を増やし、あらゆる政策決定にジェンダーの視点を

○税金の使い方を暮らし最優先に国の政治にもしっかり発言
・松江北道路建設(約250億円)の見直し・中止
・米軍機の低空飛行訓練中止、美保基地の軍備機能強化反対
・地域交通の充実。生活道路などインフラ整備
・各層運動団体、市民団体との懇談を定期的に
・県民の立場で国の政治に「NO」と発言

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