大湾区青年就業スキームを恒常化

特区政府労工処は香港の若者の事業発展を促進するため「大湾区青年就業スキーム」を3月1日から恒常化した。31日付香港各紙によると、毎年の予算は約1億ドルで、1000人の大学卒業生が恩恵を受ける。労工及福利局の孫玉●・局長は30日、スキームのスタートセレモニーに出席し、労工処にはすでに80社余りの企業から800人分余りの求人が寄せられたことを明らかにし、より多くの企業にスキームに参加するよう呼びかけた。会場では同時に就職セミナーが行われ、20社余りの企業・機関が粤港澳大湾区の中国本土都市での求人400人分を提供。2021年から今年までに学士以上の学位を持つ香港の若者を募集し、月給は1万8000ドル以上となっている。政府は企業に対して雇用1人につき月1万ドルの手当を支給し、支給期間は最長18カ月となる。スキームに参加する若者は香港住民でなくてはならず、合法的に香港で雇用されたこととなる。【●=草かんむりに函】

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