箒川で渓流釣り解禁 那須塩原、県内外から650人

箒川で釣りを楽しむ人たち

 【那須塩原】塩原温泉街を流れる箒川で2日、一般渓流釣りが解禁され、県内外から訪れた約650人が早朝から釣りを楽しんだ。

 解禁されたのは、塩原の錦帯岩(きんたいいわ)から上流方面の約7キロの区域。この日に備え、塩原漁業協同組合は昨年からヤマメの稚魚約6千匹、ヤマメとニジマスの成魚計約3万匹を放流。さらに今季は日光市足尾の神山水産が開発したブランドニジマス「頂鱒(いただきます)」も千匹放流した。

 東京都北区、無職高塩教夫(たかしおのりお)さん(63)は「20年以上前から家族で毎年来ている。自然に囲まれながら釣りができるのはぜいたくな時間」と語った。

 9月19日までの解禁期間を通じた雑魚期間券は7千円。1日券は4日までが3500円で、5日以降は2千円(いずれも販売店購入時の価格)。

 (問)同漁協0287.32.2264。

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