多摩エリアで味わうべき郷土料理「武蔵野うどん」!麺が印象的な「肉汁うどん」を

2017年10月オープンのうどん屋

JR東日本青梅線の羽村駅から歩いて20分ほどの羽村動物公園の目の前にあるうどん屋『手打ちうどん さかもと』。
蕎麦屋で修業したご主人が手掛ける2017年10月オープンの手打ちうどんが楽しめるお店です。

店内はコンクリート打ちっぱなしの壁がスタイリッシュさを演出しており、席は4人用テーブル席が1卓と2人用テーブル席が3卓に小さいカウンター席が5席ほどです。

メニューはつけ、かけ、ぶっかけの3種類に天ぷら。人気のつけうどんのつけ汁は肉汁、きのこつけ汁、きのこ肉汁、とろろ、カレーとバリエーションが豊か。うどんの量は(小250g)、(並350g)、(大500g)、(特大650g)の4種類から選ぶことができます。

「きのこ肉汁うどん」は檜原村産の舞茸がたっぷり入ったつけ汁に、ローストポークが添えられた武蔵野うどんスタイルの逸品!

ちなみに、「武蔵野うどん」は武蔵野台地の郷土料理。本来は地粉を使って打ち、ザルに盛ったうどんを茹で野菜などと共に温かいつけ汁につけて食べるスタイルのうどんです。

つけ汁は昆布と煮干しがベースの出汁に檜原村産の舞茸に豚肉と揚げ、刻みネギなどが入った一般的な肉汁うどんのつけ汁とは異なる透明度が高いつけ汁!

たっぷり入った舞茸の旨味と鰹節、鯖節、うるめ節などから抽出された出汁が見事に調和しており甘さは控えめです。

うどんは手打ちの証である耳がついている角の立った中太麺!讃岐の粉を使っているためか白色で、讃岐うどんの艶やかさと引きのある弾力を感じさせつつも、武蔵野うどんならではの素朴さも残しています。

つるつると滑らかな啜り心地でありながらも、噛めば適度なコシを感じることができ、つけ汁との相性も上々です。

肉は武蔵野うどんスタイルでは珍しいローストチャーシュー風!肉の旨さを封じ込めたようなジューシーさとしっとり食感が魅力です。

武蔵野うどんとは一線を画す麺が印象的な肉汁うどん!多摩地域に訪れた際はぜひ一度ご賞味あれ!

手打ちうどん さかもと

〒205-0013 東京都羽村市富士見平1丁目7−16 サンクス羽村動物公園西店

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*この記事は2023年2月時点の情報を基に作成しています。

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ライター:ニッポンごはん旅・編集長

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