Rソックスが開幕カード勝ち越し 吉田は4打数2安打2打点の活躍

【オリオールズ5-9レッドソックス】@フェンウェイ・パーク

レッドソックスはオリオールズに9対5で勝利し、開幕カードを2勝1敗で勝ち越し。開幕から3試合連続で9得点を記録したが、これは1976年レッズ、1978年ブリュワーズに次ぐ史上3チーム目の快挙となった。レッドソックス先発のタナー・ハウクは2本塁打を浴びながらも5回5安打3失点と試合を作り、今季初勝利(0敗)をマーク。オリオールズ先発のコール・アービンは5回途中8安打6失点でノックアウトされ、今季初黒星(0勝)を喫した。

レッドソックスは1回裏無死満塁から吉田正尚のファーストゴロの間に1点を先制。2回裏にエンリケ・ヘルナンデスの2号ソロ、3回裏にアレックス・バーデューゴのタイムリーで1点ずつを追加し、アダム・フレイジャーの1号2ランとセドリック・マリンズの2号ソロで追いつかれた直後の5回裏には吉田とアダム・デュバルの連続タイムリーで3点を勝ち越した。7回表にマリンズの2点タイムリーで1点差に詰め寄られたが、7回裏にトリストン・カサスとヘルナンデスのタイムリーで2点を追加。8回裏にはバーデューゴがダメ押しのタイムリーを放ち、9対5で勝利した。

レッドソックスの吉田は「4番・DH」でスタメン出場し、ファーストゴロ(打点1)、サードゴロ、センターへの勝ち越しタイムリー(打点1)、レフトへのヒット、四球で4打数2安打2打点1四球の活躍。四球を選んだあとにメジャー初盗塁を決め、3度出塁していずれも生還するなど、チームの勝利に貢献した。開幕3試合を終えて打率は.308、出塁率は.400、OPSは.708となっている。

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