退場になったロナウドが謝りにきた…元フランス代表FW、拡散されているユニ交換写真を説明

今年で38歳になったクリスティアーノ・ロナウド。彼がフランス代表のユニフォームを着ているこんな写真がSNSで拡散されている。

隣にいるのは、元フランス代表FWジミ・ブリアン。彼はポルトガル代表のユニフォームを着ている。

ロナウドとブリアンが対戦したのは、2002年のUEFA U-17欧州選手権。

フランスがポルトガルを0-2で下した一戦で、当時17歳だったロナウドは後半35分に2枚目のイエローカードを受けて退場になっている。

ブリアンはCanalの番組で自身のユニフォームコレクションを説明した際、こんな秘話を明かしていた。

「僕らはUEFA U-17欧州選手権で対戦した。

僕は彼のユニフォームを持っているけれど、名前は入っていないんだ。U-17だったからね。

ロナウドは若かったけれど、すでにとても良い選手だったよ。でも、かなり感情的でもあった。

彼は僕らに負けていたことにちょっと動揺していて、終盤に僕をなぎ倒したことで退場になったんだ。

僕らは同じホテルに滞在していて、夜になるとドアをノックすることが聞こえた。

ドアを開けるとロナウドだった。彼は謝りに来てくれて、ユニフォームをお願いされたんだ。

一緒に写真も撮ったんだけど、それが拡散されることになった。

(コレクションしている)ユニフォームに名前が入ってないので、信じられない人もいるかもね!」

ブリアンを削って退場になったロナウドはわざわざ部屋まで謝りにきたそうで、そこでユニフォーム交換と写真撮影をしたんだとか。

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それから9年後の2011年、2人はリヨン対レアル・マドリーのUEFAチャンピオンズリーグで再戦。

そこでは、ブリアンからロナウドにユニフォーム交換をお願いしたそうで、彼は「ロナウドは僕のことをよく覚えてくれていたよ。嬉しかったね。忘れられていなかったから」とも話していた。

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