岡山県議選 候補主張 岡山市北区・加賀郡 定数8

 岡山県議選は9日の投票に向け、各陣営の舌戦が日増しに熱を帯びている。全19選挙区のうち選挙戦となった9選挙区について、各候補の主張や政策を紹介する。

 届け出順。敬称略。各立候補者が執筆した原稿をほぼ原文のまま掲載します。

太田 正孝 (自・現)

令和五年にもなるのに、高度経済成長期と同じ「成長や人口増」を前提とした昭和のやり方を行っている。この方式で政策を打っても効果は少なく、日本社会の行き詰まりを引き起こさせる。そうなる前にやり方を令和式にする。そしてできていなかった重要度の高い事への取り組みを始めさせ、コロナ前以上の元気な岡山県にする。

福田 司 (自・現)

県民の“生きる”を支える (1)人生100年時代に対応する保健・医療・福祉・介護の実現(2)子育て支援(3)地方創生を岡山から発信(4)次世代を担う青少年の教育(5)安心・安全に心豊かに暮らせるまち作り 女性の立場で、命と暮らしに寄り添ってきた看護師ならではの視点で少子超高齢社会を支え、次世代につなぐ県政を目指します。

波多 洋治 (自・現)

(1)現役時代、地域の発展に尽くされた高齢者が穏やかな生活をおくれるよう、高齢者福祉の充実に取り組みます(2)岡山県所轄河川の整備、土砂災害防止の急傾斜対策・砂防堰堤(えんてい)など、安全な環境整備を施し、災害に強い岡山県をつくります(3)夢や希望に満ちた子どもを育てるため、学校・家庭・社会が連携した教育を実践します。

森脇 久紀 (共・元)

障がい者運動に関わって四十年余、福祉が原点。命、暮らし、福祉を守るため ◇コロナ対策◇十八歳まで医療費無料◇小中学校の給食費無償◇高校生のタブレットに公費助成◇学校トイレに生理用品常備◇正規雇用の拡大◇介護の負担軽減◇補聴器購入に補助◇ジェンダー平等社会の実現◇気候危機打開◇防災対策◇「大軍拡」反対

高原 俊彦 (立・現)

コロナで明らかになった課題を克服。専門的な公共サービス提供体制の強化。災害時に生命・財産を守る体制づくり。孤立化する地域の子育て・介護等のサポート強化。若者の負担軽減へ給付型奨学金の拡充等。誰もが自由に移動できる公共交通の充実。食と農を守り食料自給率の向上。海ごみ問題解決、脱炭素・循環型社会の実現。

大塚 愛 (無・現)

小さな声を大切に【誰ひとり取り残さない教育を】発達障がいへの理解や支援、子どもや若者の居場所づくり【誰かにつながる支えあえる安心】介護者やヤングケアラーが孤立しない支援、地域交通、多様性と協働【自然を守り元気がめぐる地域づくり】気候変動対策、食とエネルギーの自給、空き家活用や移住支援。を進めます。

増川 英一 (公・現)

目指します!安全安心な岡山○防災・防犯対策○物価高騰・コロナ感染症対策〇高3まで医療費無償化など子育て支援〇高齢者福祉・大人の救急医療電話相談推進〇障がい者福祉拡充〇自然エネルギー普及〇中小企業支援〇農林水産業振興で中山間地域活性化〇文化芸術・きめ細やかな教育推進◎一人の声を大切に全力で取り組みます

河本 勉 (自・現)

 旭川・宇甘川等の河川の早期改修土砂・雑木を撤去するしゅんせつ工事や旭川ダムの安全点検に力を注ぎます。

 農業の振興・農村の活性化や自然を破壊する大規模な太陽光発電建設の阻止など、地域のさまざまな課題に積極的に取り組み「安全・安心な岡山県づくり」に引き続き全力を尽くしてまいります。

蜂谷 弘美 (無・現)

 今一度、災害に備えることの大切さを皆さまと共有するためにも、岡山県防災センターの新設を訴え続けます。多様性の時代だからこそ、すべての人が輝くダイバーシティ社会の実現を目指し、雇用の均等、子育て支援、教育現場の安全確保に取り組みます。

 私たちは、大人も子どもも、おかやま県です。

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