中種法でくるみのクイックブレッド

本来は、材料を混ぜ合わせたらすぐに焼く、クイックブレッド。 ここでは、粉の一部であらかじめ中種を作っておくことで、パンのような発酵の香りを引き出し、深い味わいが楽しめるようにしています。 イーストとベーキングパウダーを併用することで、皮はスコーンのようにサックリと、中はパンのようにふっくらと仕上がります。 中種の発酵は30分間程度ですから、その間に本ごねの材料を計量して、天板のオーブンシートを用意するなどしておけば、30分くらいすぐに経ちますよ。 小麦粉は、口どけのよいブラフブレンドを使います。 とても吸水のよい粉なので、他の粉で代用すると水分量の調整が必要になります。 まずは、指定の粉で作ってみてくださいね。 クイックブレッドは、焼きたてが一番美味しいです! 温かいうちにスライスしたり、手で割って召し上がってください。 ブラフブレンド特集はこちら お菓子作り派さんの「パン作りでの悩み解決」特集はこちら

by takacocoさん

このレシピの材料


数量:4個分

中種

牛乳… 80g

インスタントドライイースト 赤… 3g

栄徳剛シェフ監修パン専用 cottaブラフブレンド… 80g

本ごね

栄徳剛シェフ監修パン専用 cottaブラフブレンド… 120g

塩 シママース… 2.4g

上白糖… 20g

ベーキングパウダー(アルミ不使用)… 10g

牛乳… 130g

無塩バター… 20g

生くるみ… 80g

中種を作る


1.小さなボウルに中種用の牛乳を入れ、イーストを振り入れる。 イーストは牛乳には溶けにくいため、2~3分間そのまま置いておき、ゴムベラで混ぜていく。 中種用のブラフブレンドを加え、ゴムベラで混ぜる。 ※冬場は牛乳を温めておくと、発酵がスムーズに進みます。

2.ふたやラップをして、あたたかいところに30分間ほど置いておく。 ※目安は、28℃で30分間。 これより寒いときは時間を長く、これより暑いときは時間を短くして、写真のような倍率になるように、季節に合わせて調整してください。

3.中種の発酵の間に、本ごね用の材料を計量する。 くるみは、160℃で6~8分間ほどローストして手で割り、冷ましておく。 バターは、小さな容器に入れてラップをかけ、600Wの電子レンジで10~20秒間加熱して、溶かしておく。 オーブンは、190℃に予熱しておく。 天板にオーブンシートを敷いておく。

4.大きめのボウルに、本ごね用のブラフブレンド・塩・砂糖・ベーキングパウダーを入れ、ゴムベラで混ぜる。 牛乳・溶かしバターを加え、ふわふわになった中種をちぎって加える。

5.ゴムベラでしっかり混ぜる。 ボウルの内側に、ヘラでこすりつけるように押し付けていき、中種や他の材料が均一になるまで、混ぜていく。

6.くるみを加え、混ぜる。 ヘラで大まかに4等分になるように、筋をつけておく。

7.作業台に粉を多めに振り、生地の1/4をヘラですくい取って、粉の上に置く。 手にも粉をつけて、手早くさっと丸め、天板の上にのせる。 ※ここで、きれいに丸めようと触りすぎると、手粉を生地に吸い取られてしまい、手がどんどんベタベタになってしまうので、あまり触らずに何となく丸くなれば、よしとします。

8.ナイフでクープを1本入れる。 ※1本入れるごとに、ナイフに生地がべっとりつくので、その都度ナイフの生地はふき取って、きれいにしてから作業すると、くっつきにくいです。

9.190℃に予熱しておいたオーブンで、18~20分間ほど焼く。 ※焼き加減は、各ご家庭のオーブンに合わせて、調整してください。 焼き上がったら網に取り、温かいうちにお召し上がりください。

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