設定が面白い韓国映画3選!予想外の展開に目が離せない韓国映画3作品は?

第27回釜山国際映画祭で『パラサイト 半地下の家族』に次ぐ大傑作と称された、チョン・イルとラ・ミランのW主演作、映画『高速道路家族』が4月21日(金)よりシネマート新宿ほか全国ロードショーが決定。

『高速道路家族』公開を記念して、設定の面白い韓国映画3選を紹介。『パラサイト 半地下の家族』の世界的大ヒットで、一気に映画好きのみならず一般の人々までその存在を印象付けた韓国映画。その後も、国際的な注目作品が目白押しで発表され、音楽やグルメなどその他の韓国カルチャーと共に世界を席巻している韓国映画の特徴の一つが斬新な設定の面白さ。思わず唸ってしまうような、予想外の展開から目が離せなくなるこの3本は必見!


『高速道路家族』 4/21(金)公開 

高速道路で暮らすホームレス一家と家具屋を経営する裕福な訳あり夫婦。
2つの家族の出逢いが、予測不可能な展開を巻き起こす!

テントで寝て、夜空の月を照明として暮らすギウ(チョン・イル)と3人の家族。彼らは、高速道路のサービスエリアを転々とし、再び遭遇することのない訪問者に2万ウォンを借りながら食いつないでいる。ある日、すでにお金を借りたことのあるヨンソン(ラ・ミラン)と別のサービスエリアで再び遭遇してしまう。不審に思ったヨンソンはギウを警察に届け出る。ヨンソンは残されたギウの妻ジスク(キム・スルギ)と子供2人を放っておけず、家へ連れて帰り一緒に暮らすことになるが…。悲劇か喜劇か?本国では賛否両論の嵐を巻き起こしている想像もつかない衝撃の結末を、目撃せよ――!

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『パラサイト 半地下の家族』 2020年公開 

全員失業中の一家が目指す、高台の豪邸。
最高の就職先には、誰も知らない秘密があった―。

半地下住宅に住むキム一家は家族全員が失業中で、その日暮らしの貧しい生活を送っていた。ある日、たまたま長男のギウ(チェ・ウシク)が家庭教師の面接のため、IT企業のCEOを務めるパク氏(イ・ソンギュン)の豪邸を訪ねることに。そして、妹のギジョン(パク・ソダム)も兄に続いてその豪邸に足を踏み入れる。“半地下住宅”で暮らすキム一家と、“ 高台の豪邸”で暮らすパク一家。この相反する2つの家族が交差した先に、想像を遥かに超える衝撃の光景が広がっていく——。

『ビューティー・インサイド』 2016年公開 

目覚めるたび、年齢も性別も違う外見になってしまう青年が、1人の女性に恋をする。

ウジンは18歳を境に、眠りから覚めると年齢や性別や国籍を問わず、それまでとは全然違う外見に変化する奇妙な運命を背負うことに。目が覚めるたびに外見が変わるため、人に会う仕事ができないウジンは、インターネットを駆使して家具デザイナーとして働いていた。ある日、ウジンは家具店で働くイス(ハン・ヒョジュ)に一目で恋に落ちてしまう。毎日一見客のフリをしてその店に通い詰め、イスをデートに誘ったウジンは同じ顔でいるため3日連続で眠らずに過ごし、二人はロマンティックな3日間を過ごすが、ついに眠気に勝てずうっかり電車で眠ってしまったウジンは全く別の顔に変わってしまう…。

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