「絆ノート」で家族や自身を見直すきっかけに 西原町商工会女性部、終活の勉強会

 【西原】西原町商工会女性部(町田哲子部長)は3月9日、終活の勉強会「大切な方への絆ノート」書き方セミナーを行った。講師は第一生命保険那覇支社の福村舞子さんが務めた。西原町東崎に与那原営業オフィスができた縁で、昨年から女性部の仲間入りをしたという。

 福村さんは「エンディングノートのことを弊社では絆ノートという名称にしている。書けるところから記入していき、定期的(正月や誕生日など)に見直して追加や書き換えをし、家族にも絆ノートの存在を伝えておくことをお勧めする。介護や医療など大事なことは事前に相談しておくなど、今後の人生、セカンドライフを楽しく前向きに過ごすために、ノートを活用してほしい」と話した。

 町田部長は「絆ノートは奥が深い。見たら分かる項目に従ってその都度書き加えたらいい。家族や自分自身も見直すきっかけになった」と話した。

 (小波津昭子通信員)

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