「家族の勧めもあって」「まだ様子見です」“自転車ヘルメット”未着用が大半=静岡

道路交通法が改正され4月1日から自転車に乗る際のヘルメット着用が努力義務化されました。法改正後、初めての平日となった3日、真新しいヘルメットをかぶり通勤する人が見られた一方で着用していない人が大半を占めました。

<竹川知佳記者>

「静岡市市街地の交差点です。自転車で通勤、通学をしている人を見ますとヘルメットを着用している人が増えました」

自転車に乗る際のヘルメット着用についてこれまでは13歳未満の子どもが対象でしたが、4月から自転車を利用するすべての人に対してヘルメットの着用が努力義務化されました。自転車で通勤・通学している人を見ると、真新しいヘルメットをかぶっている人が一定数、確認できました。

<自転車利用者>

「きょうから(ヘルメットを)着けています。努力義務が始まって、家族の勧めもあって」

一方で、大半の人が着用をしていないのが現状です。

<自転車利用者>

「とりあえず(着用)は、いいかな、まだ様子見ですね」

「自転車に乗るのが5分くらいなので、邪魔になっちゃうかな、ちょっと様子を見ている感じ」

ヘルメットを着用していなくても「罰則」はなく、今後どう浸透させていくかが課題となっています。

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