アフターコロナ見据え職務執行を 岡山県、新規採用職員へ辞令交付

伊原木知事(手前)に決意を述べる岡山県の新規採用職員の代表者

 岡山県内の官公庁で3日、新規採用職員への辞令交付式や入庁式が行われ、行政を担う志を胸に一歩を踏み出した。

 岡山県は県庁で交付式を開き、前年度より16人少ない計164人(男89人、女75人)が入庁。福祉企画課配属の川西佑季さん(22)が代表で辞令を受け取り、勝間田高に事務職員として赴任する水島優さん(22)が「全体の奉仕者として誠実かつ公正に職務を執行する」と宣誓した。

 伊原木隆太知事は「アフターコロナを見据え、反転攻勢となる施策の推進が求められている。自由な発想や県民の目線を大切に、スピード感を持って対応しよう」と訓示した。

 式は過去2年、新型コロナウイルス対策のため県庁本庁舎と3県民局に分散して開いており、一つの会場で行ったのは3年ぶり。

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