沖縄県に新採用154人が入庁 3年ぶり全員参加で辞令交付式

 沖縄県は3日、2023年度の新規採用職員の辞令交付式を県庁1階県民ホールで開いた。154人(男性100人、女性54人)の職員を代表し、総務部の安富祖大地さん(22)が「県民全体の奉仕者として、誠実かつ公正に職務を執行することを固く誓う」と宣誓した。辞令交付式はこれまで、新型コロナウイルスの影響で規模を縮小してきたが、3年ぶりに全員が参加した。

 各部局の代表者に辞令を手渡した玉城デニー知事は「若い皆さんの斬新な発想や行動力が県民から期待されている。初心を忘れず、常に県民の奉仕者であることを意識し、職務に励んでほしい」などと激励した。

 定期人事異動の発令式も開催され、幹部級職員の対象157人のうち41人が参加した。(梅田正覚)

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