キヤノン、FLEX ZOOM LENS対応リレーキット「RL-S1」「RL-S2」発売。リレー部分交換でスーパー35mmカメラに対応[NAB2023]

キヤノンは、イメージサークルを変換するFLEX ZOOM LENS専用アクセサリーリレーキットを発表した。ラインアップと発売日は以下の通り。

  • リレーキットRL-S1(CN-E20-50mm T2.4 L F/FP用):2023年6月下旬
  • リレーキットRL-S2(CN-E45-135mm T2.4 L F/FP用):2023年10月下旬

リレーキットはキヤノン初となるリレー部の交換アクセサリー。フルサイズセンサー搭載シネマレンズ「CN-E20-50mm」「CN-E45-135mm」のイメージサークルを変換する光学系パーツのリレー部分を交換することで、スーパー35mmセンサー搭載カメラとして使用可能。光学性能と様々なカメラとのデータ通信機能と合わせて幅広い現場ニーズにフレキシブルに対応できるという。

2022年に発売した広角ズームレンズ「CN-E20-50mm T2.4 L F/FP」と望遠ズームレンズ「CN-E45-135mm T2.4 L F/FP」

リレーキットは交換した際に、焦点距離と最大口径比が変化する。CN-E25-50mmは14-35mm、CN-E45-135mmは31.5-95mmの焦点距離となる。明るさはズーム全域開放絞り値T2.4からT1.7で撮影可能になり、浅い被写界深度による印象的な映像表現が可能としている。

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