神奈川県知事選挙に立候補 黒岩祐治(くろいわ・ゆうじ)氏の経歴・政策まとめ

任期満了に伴う神奈川県知事選挙が3月23日告示、4月9日投開票の日程で実施されています。今回の神奈川県知事選挙には届け出順に、共産党が推薦する無所属新人の岸牧子氏(66)、無所属新人の加藤健一郎氏(73)、自民党・公明党・国民民主党の県組織が推薦する無所属現職の黒岩祐治氏(68)、政治家女子48党新人の大津綾香氏(30)の4人が立候補しました。本記事では無所属現職の黒岩祐治氏についてご紹介します。

神奈川県知事選挙に立候補 岸牧子氏の経歴・政策まとめ
神奈川県知事選挙に立候補 加藤健一郎氏の経歴・政策まとめ
神奈川県知事選挙に立候補 大津綾香氏の経歴・政策まとめ

兵庫県神戸市出身、早稲田大学政治経済学部卒業。フジテレビジョンに入社、報道の第一線で活躍し、国際医療福祉大学大学院教授を経て、神奈川県知事を3期務める

黒岩氏は1954年兵庫県神戸市出身、早稲田大学政治経済学部卒業。フジテレビジョンに入社し、『FNNスーパータイム』、『報道2001』のキャスターなど報道の第一線で活動。2009年にフジテレビを退社し、国際医療福祉大学大学院教授を経て、2011年神奈川県知事選挙に無所属で立候補し初当選。以降3期務めました。

黒岩氏が掲げる政策とは

黒岩氏は自らのホームページにおいて以下の政策を公表しています。

「県民目線のデジタル行政でやさしい社会を実現」
①デジタル革命(DX)推進(申請ゼロ・窓口行くことゼロ)
②県民目線・障害当事者目線で共生社会を実現
③万全の危機管理対応能力で想定外の被害ゼロを実現

1.少子化対策・子ども政策
・「子育てパーソナルサポート」で子育てをデジタル支援
・子ども・子育て基金の創設による少子化対策の充実・強化
・全国初「かながわ子どもサポートドッグ」の推進
・「ネット駆け込み寺」でいじめ対策 ほか

2.安全安心・危機管理政策
・デジタル防災で水害時逃げ遅れゼロ
・特殊詐欺の撲滅、治安情勢の変化に対応した犯罪防止
・サイバー攻撃による行政基幹システムダウンや都市インフラ機能の麻痺を回避するセキュリティ対策の強化
・家畜伝染病(豚熱・鳥インフル)の発生防止対策の強化 ほか

3.産業・地域活性化政策
・脱炭素社会を強力推進
・中小企業に配慮した物価高騰・原油価格対策、特別融資の継続
・デジタル、未病、医療、SDGs、脱炭素、ロボット等の県重要政策と連携した起業家支援の強化
・ポストコロナ時代を見越したインバウンド観光政策の強化
・県内人口減少地域への社会増となる移住者促進政策の市町村と連携した展開 ほか

4.いのち・共生社会政策
・当事者目線の障害福祉の実現
・高齢者等の孤独対策としての仲間・居場所・役割作り
・県政全般にジェンダーの視点を取り込み、ジェンダー主流化を推進
・技能実習生・特定技能外国人の支援
・生活困窮者支援の強化
・マグネット・カルチャー事業の推進により、コロナ禍の影響を受けた県内文化芸術活動を支援 ほか

5.未病改善・医療介護政策
・新型コロナウイルス感染症の円滑な5類感染症への移行
・デジタル活用で全県民の未病改善推進
・要介護状態の改善及び介護従事者の負担軽減につながる介護ロボット等の開発促進
・オーラルフレイル、口腔洗浄等の歯科保健対策を強化 ほか
 

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