和歌山県田辺市稲成町の動鳴気峡で2日、桜まつり(実行委員会主催)が開かれた。新型コロナウイルス感染症の影響で開催は4年ぶり。久しぶりの開催に多くの人が訪れた。
会場には舞台が設置され、出演者がダンスなどで盛り上げた。福引き大会や子どもじゃんけん大会など参加型の企画もあり、来場者は花見とともにイベントを満喫した。
フラダンスを披露した田辺市長野小6年の大島一湊君は「1年くらい前から、妹が習っていたのをきっかけにフラダンスを始めた。緊張したけど、うまくできた。やりきった感じ」と笑顔を見せた。
田辺市内在住の女性(67)は「桜まつりがあると聞いて、久しぶりに訪れた。桜は少し散り始めだったけど、こういう機会がないとなかなか足を運ぶことがないのでよかった」と話した。
■9日までライトアップ
動鳴気峡では9日までの午後6時~10時、桜のライトアップをしている。期間は開花状況により変更する場合もある。