任期満了に伴う福井県知事選挙が3月23日告示、4月9日投開票の日程で実施されています。今回の福井県知事選挙には届け出順に無所属の現職で自民党・立憲民主党・公明党が推薦する杉本達治氏（60）、共産党新人の金元幸枝氏（65）の2名が立候補しました。本記事では共産党新人の金元幸枝氏についてご紹介します。
福井県出身、福井大学卒業。党機関紙の記者、党県常任委員や党北越地区委員会副委員長を経て現在は党福井県委員会の書記長を務める
金元氏は1958年福井県旧 丸岡町（現 坂井市）出身、福井大学教育学部卒業。党機関紙の記者などを経て、党県常任委員や党北越地区委員会副委員長を歴任しました。現在は日本共産党福井県委員会書記長、原子力発電に反対する県民会議常任幹事を務めています。1990年から2021年まで11回、衆院選に立候補しました。福井県知事選挙への立候補は2015年・2019年に続いて3回目となります。
金元氏が掲げる政策とは
金元氏は記者会見において以下の政策を公表します。
○新幹線など大きなことにばかりにどんどんお金をつぎ込むやり方から、もっときめ細かく暮らしの要望に応える政治に変える
○戦争になるような危険な道に進まないよう福井県から訴える
○原発の40年超運転への同意を撤回するなどして、再生可能エネルギーへの転換を図る
○北陸新幹線敦賀以西の計画凍結
○農業振興策の推進
○学校給食の無料化
