残り5分からの猛攻撃 サンフレッチェ広島 逆転勝ちで3連勝

明治安田生命J1リーグ第6節。サンフレッチェ広島は、終盤の猛攻撃で見事な逆転勝ち。リーグ戦3連勝です。

アウェーの鹿島戦。後半にゲームが動きます。0対0の後半24分。鹿島にフリーキックから頭で合わされ、先制を許してしまいます。

追うサンフレッチェは、残り時間が5分ほどになる中、コーナーキックのチャンス。こぼれ球に反応した佐々木が倒され、ペナルティーキックを獲得します。

けるのは、途中出場のドウグラス・ヴィエイラ。冷静に決めて同点に追いつきます。けがで出遅れていたドウグラスにとって今シーズン、初ゴールになりました。

その2分後。前線から満田が激しいプレス。パスカットした中野がエゼキエウへ。そのスルーパスに抜け出したドウグラス! 残り時間わずかで見事な逆転ゴール。サンフレッチェの武器である前からの積極的な守備と、奪ってからの速攻が、見事にはまりました。

そして、ドウグラス・ヴィエイラは、相手のスライディングの届かない絶妙なところにトラップして、ムダのない動きでシュート! ボールは「ここしかない」というコースへ。この日は、シュート2本で2ゴールでした。高い決定力でチームを救い、終盤の逆転劇でリーグ戦3連勝。4位に浮上しました。

― 次の試合は、あさって5日(水)のルヴァン杯神戸戦、リーグ戦は9日(日)、ホームで鳥栖戦となっています。

© 株式会社中国放送