新年度スタート 4年ぶりに“制限なし” 広島

新年度がスタートしました。3年前から新型コロナの影響を受けていた入社式が多くの企業で制限なく行われています。

「ドライブがもっと楽しくなるような遊び心のある車づくりを目指すことを誓います」

自動車メーカーのマツダでは新型コロナの影響で2020年以降は中止やオンラインなどでの開催だったため、新入社員が一堂に会す入社式は4年ぶりだということです。

新入社員 技術系 西田悠作さん「周囲から相談しやすいような社会人になれたらいいなと思ってます」

新入社員 事務系 松浦帆波さん「私たちはコロナ禍での学生生活を経験してきたので、直接会って皆さんと顔を合わせるということは同期としての一体感をより感じることができました」

マツダでは技術系や事務系などあわせて去年より多い590人の新入社員が社会人としての一歩を踏み出しました。

「オタフクソース株式会社の正社員として採用する」

お好みソースで知られる「お多福グループ」の入社式は4年ぶりに家族が参加し、マスクを外して行われました。恒例の新入社員が家族への感謝や新社会人としての決意を発表するパートではそれぞれが特技を生かし、個性豊かにアピールしました。

新入社員「新たな旅立ちの日ということで、曲を自分で作詞作曲しましたので演奏させていただきたいと思います」

新入社員「自分らしくああいった挑戦だったり表現というのをたくさんのお客様であったり、会社のほうに還元できればと思っています」

新入社員の親「これからお世話になる会社のこととかも分かる。とてもいい催しだと思う」

今年の新入社員は20人で後日、家族向けに式の様子を動画で配信するということです。

一方、自治体でも…

湯崎英彦知事「皆で協力して素晴らしい広島県を作っていきたいと思う。きょうから広島県職員の一員として頑張っていきましょう」

県も4年ぶりに対面の式典を開き、新しく採用した306人の職員に湯崎知事が辞令を交付しました。

観光課 阿比留百寧さん「若手職員らしい自分なりの意見やアイデアをしっかりと出して魅力あふれる県づくりに貢献していきたい」

午後からはそれぞれ配属先に向かい早速、職務にあたったということです。

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