平和への思い込め書を揮毫/岡山市の岡山南髙書道部の生徒が法界院に奉納【岡山市】

ロシアによるウクライナ侵攻が長期化する中、岡山市の岡山南高校書道部の生徒が4月3日、一日も早い終息を願って揮毫した書を、岡山市北区の法界院に奉納しました。
1・3メートル四方の半紙に力強く書かれたのは「和を以て貴しとなす」の言葉。聖徳太子が制定した十七条憲法の第一条に出てくるもので、「何事をやるにもみんなが仲良くやり、いさかいを起こさないのが良い」ことを意味します。
この日は揮毫した生徒6人が法界院を訪れ、書を奉納。奉納後、生徒たちは橋本春峯住職の読経に合わせ、平和への祈りを捧げました。
揮毫は、世界平和を訴えるイベントを展開している名古屋市の団体「和プロジェクトTAISHI」が企画したもので、奈良県の法隆寺や滋賀県の延暦寺など全国42の会場で行われました。

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