「伊達のぎん」宮城・南三陸町でギンザケの水揚げが始まる

「伊達のぎん」のブランドで知られるギンザケの水揚げが宮城県南三陸町で始まりました。

南三陸町戸倉地区では、2022年11月から沖合のいけすで約85万匹のギンザケを育てていて、初日の1日は午前5時から生産者約10人が5600匹ほどを水揚げしました。

ギンザケの体長は約40センチ、重さは1.3キロほどで、例年並みだということです。

県漁協戸倉銀鮭養殖部会佐藤正浩部会長「成長も良くてまずまずの大きさの魚が揚がったと思います。手に取って食べてもらって初めて味が分かるので、間違いなくおいしいことに変わりないので、そこを分かってわかってほしい」

ギンザケの水揚げは7月中旬まで続き、前年とほぼ同じ1800トンの水揚げを目指しています。

2023年から南三陸町の観光PRのため、町内で水揚げされたギンザケを「南三陸サーモン」として地元飲食店や宿泊施設などで提供することにしています。

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