チェルシーは2日、今シーズン途中から指揮を執ったグレアム・ポッター監督の解任を発表した。
ポッター監督は9月8日に、トーマス・トゥヘル監督の後任としてチェルシーと5年契約を締結。しかしプレミアリーグ22試合中7勝しか挙げることが出来ず、0-2で敗れた第29節アストンヴィラ戦後に首脳陣による会議が行われ、シーズンを待たずして解任が決定した。後任が発表されるまで、アシスタントのブルーノ・サルトール氏が暫定ヘッドコーチとしてチームを指揮する予定だ。
チェルシー会長のトッド・ベーリー氏と共同経営者のベフダド・エグバリ氏は声明で、「クラブを代表して、チェルシーに貢献してくれたグレアムに心から感謝したい。私たちは、監督として、また一人の人間として、グレアムに最高の尊敬の念を抱いている。彼は常にプロフェッショナリズムと誠実さをもって行動してきた。そのため、今回の結果には全員が失望している」とコメント。「素晴らしいファンと共に私たち全員がブルーノとチームをサポートし、残りのシーズンに集中していくつもりだ」と続けている。
ポッター監督の電撃解任により、イギリスを中心に各メディアで後任予想が勃発。最有力候補には先日バイエルン・ミュンヘン監督を解任したばかりのユリアン・ナーゲルスマンの名前が挙がっており、ドイツ『Sky』によると就任する可能性は50:50と報道。「彼はドイツを移ってすぐ別の仕事に就きたいとは思っていないようだ。バイエルンを去った後、夏までは充電していたいと考えているかも知れない」と伝えた。
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