YouTubeガーデンチャンネルで配信中の、お笑い芸人の空気階段・鈴木もぐらと岡野陽一が出演するYouTube番組「くずパチ」の公式本が3月25日に発売された。
番組ファンの間では“聖地”“最重要店舗”でおなじみの店舗を舞台に撮影した、もぐら＆岡野の撮り下ろしグラビア、1万字のロングインタビュー、さらに、100回分の全収支データから、“アンチくずパチ派”水川かたまりと「くずパチ」ファンを公言する著名人によるインタビューなど、密度の濃い内容となっている。
今回、公式本の発売と番組の配信が2周年を記念し、もぐらと岡野にインタビューを敢行。インタビュアーにあきげん・秋山よしとを迎え、取材時の思い出や本の見どころなどとともに、初めて本を手に取ったもぐらと岡野のが率直な感想を語った。
秋山 「本日お話を聞かせていただきます。あきげんの秋山です。よろしくお願いします」
岡野 「先輩にインタビューされるのは、やりづらいっすね」
秋山 「俺も変な感じだけど、今は忘れてください。まずは『くずパチ公式本』の率直な感想をお願いします」
もぐら＆岡野 「（裏表紙の値段を見て）…高い！」
もぐら 「マジで高いっすね！ 1980円って！」
岡野 「ミスプリント？」
もぐら 「ゼロ一つ取って198円だったらまだ分かるんですけど」
秋山 「それだと原材料にもならないから（笑）」
岡野 「あめで1玉800円って言われたらびっくりするじゃないですか」
もぐら 「エロ本だって1000円ぐらいだし、『罪と罰』だって上・下巻1000円ぐらいじゃないですか？」
秋山 「せっかくなんで中身を見てほしいんですけど…」
もぐら 「中身ですか…キモ！ 4ページ目（ドル箱を持ったアップのページ）キモい！」
岡野 「顔デカッ！」
秋山 「ご自身のグラビアはどうですか？」
岡野 「事前にグラビアと言われたので、分かってはいましたが…それこそ俺たちのグラビアページを誰が見るんだって感想です」
もぐら 「そもそもファンはこの本を買わないじゃないですか」
岡野 「お客ｓまの顔が見えない…みたいなね。正直『くずパチ』を見てくれている人は、グラビアは求めてないと思う」
もぐら 「グラビアは求めてないですね」
秋山 「グラビアはね。じゃあ、本は求めている？」
岡野 「そこはちょっとノーコメントで…」
秋山 「何でだよ！…では話題を変えて、番組ファンへメッセージを」
岡野 「光栄ですよ、いつも見ていただいて」
もぐら 「声もかけてもらえてね」
秋山 「きっとこの本も買ってくれると思うので…」
岡野 「正直言いますけど、買ってくれたら作ってくれた方々も喜ぶんで、僕はうれしいですが…買わなくていい！（笑）」
もぐら 「なんだろ～、個人で買うっていうよりは風俗の待合室とかがちょうどいい」
岡野 「あぁ、いいよね。もっとほかにこの本が生きる場所があると思うんですよ」
もぐら 「今この本の半分ぐらいまで見てるんですけど、どこにお金がかかってるんだろう…」
秋山 「いやいや、『くずパチLOVER』のページを見てくださいよ」
もぐら 「えっ、サンボマスターの近藤（洋一）さん？ ありがたいっすね！ 次のページは…（ザ・マミィの）酒井（貴士）かぁ～」
岡野 「本当だ」
もぐら 「おっ！ DJ KAORIさん!?」
岡野 「本当だ！ うれしい！」
もぐら 「ありがたいっすね～！ パンサーの向井（慧）さんも!?」
岡野 「マジで!? めっちゃ豪華じゃないですか！」
もぐら 「矢口（真里）さんも!?」
岡野 「矢口さんは出るよ！」
秋山 「矢口さんだけリアクションおかしいだろ！ これだけ豪華なメンバーならお値段は…？」
岡野 「そうですね…激高というよりは、ちょい高になってきました。確かにこのインタビューは豪華です」
もぐら 「ありがたいっすね。こんなに答えてくださって」
岡野 「（カメラマンの）トマシンとまっしゅのページもある！ 何か思ってることがあるんだ…」
秋山 「変にギスギスしないでくださいよ（笑）」
岡野 「普段聞かないので気になりますね」
秋山 「こういうところは、きっと番組ファンは楽しめるんじゃないですかね？」
もぐら 「う～ん」
岡野 「どうですかね～。難しいんですよね。視聴者を裏切りたくないのでオススメをしないんですよ」
秋山 「この本が裏切りってこと!?」
岡野 「違うんですよ。僕らとしては2000円あったらサンド（玉貸機）に入れるべきだと思っちゃうんで」
もぐら 「そうそう。ペカるよ～」
岡野 「そうなんです。2000円あればチャンスってあると思うんですよ」
秋山 「なるほど。でも、もちろんファンの皆さんにも買ってもらいたいですよね？」
もぐら＆岡野 「…うーん」
秋山 「絶対言わねぇな！」
