トランプ前大統領NY入り 4日出頭、市警は厳戒

3日、マンハッタンの「トランプタワー」に到着し、支持者に向かって手を振るトランプ前大統領(AP=共同)

 【ニューヨーク共同】米東部ニューヨーク州の大陪審に起訴されたトランプ前大統領は3日、居住地の南部フロリダ州から専用機でニューヨーク市に入った。4日に出頭してマンハッタンの裁判所で罪状認否に臨み、大統領経験者が被告人となる前代未聞の司法手続きが本格化する。市警は支持者による暴動などを警戒し、厳戒態勢を敷いている。

 前大統領はかつて住んでいたマンハッタンの「トランプタワー」で一夜を過ごす予定。罪状認否で無罪を主張する見通し。保釈が認められる公算が大きく、フロリダ州の私邸マールアラーゴに戻って4日夜(日本時間5日午前)に支持者に向けて演説する計画。

 前大統領は3月30日に起訴され、州検察が出頭要請した。起訴状は罪状認否まで封印され詳細は明らかになっていない。罪状は、2016年大統領選の直前、不倫関係にあったとされるストーミー・ダニエルズさんに当時の顧問弁護士が口止め料として約13万ドル(約1720万円)を支払い、前大統領が弁済した際に「弁護士費用」と業務記録に虚偽記載したことに絡むとされる。

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