國學院大學と東京農業大学、運営法人同士で包括連携協定締結

國學院大學を運営する学校法人國學院大學と、東京農業大学を運営する学校法人東京農業大学は、運営法人同士で包括連携協定を結んだ。教育・研究分野での相互協力を図ると同時に、18歳人口の減少に備えて双方の付属高校からの受け入れ拡大も検討する。

國學院大學によると、協定は

・両法人に在籍する児童、生徒、学生の感性涵養のための支援

・学術交流と研究協力の推進

・両法人の専門分野を生かした活動支援

・児童や生徒、学生、教職員の交流

・社会、地域への貢献

-などを掲げており、学校法人國學院大學の佐桝正三理事長と学校法人東京農業大学の大澤貫寿理事長が協定書を交わした。

両法人は國學院高校や東京農業大学第一高校など複数の小学校、中学校、高校を抱えているが、國學院大學には理系学部、東京農業大学には法学部や文学部がない。18歳人口の減少で入学生の確保が私立大学の大きな問題に浮上する中、理系学部進学を希望する國學院大学の附属高校生、法学部や文学部を目指す東京農業大学の附属高校生の進学先として魅力あるものになりそうだ。

参考:

【國學院大学】学校法人國學院大學と学校法人東京農業大学が包括連携協定を締結

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