パイレーツが乱打戦を制しRソックスに勝利 吉田はメジャー初HR

【パイレーツ7-6レッドソックス】@フェンウェイ・パーク

パイレーツは5対5で迎えた4回表に2本のソロホームランで勝ち越しに成功。リリーフ陣がこのリードを守り切り、7対6でレッドソックスを下して開幕戦以来の白星を挙げた。パイレーツ4番手のデュアン・アンダーウッドJr.が1勝目(0敗)をマークし、6番手のデービッド・ベッドナーが2セーブ目を記録。レッドソックス先発のカッター・クロフォードは7失点の乱調で1敗目(0勝)を喫している。

試合は序盤から激しい乱打戦となった。1回表にパイレーツがキブライアン・ヘイズのタイムリーなどで一挙3点を先制するものの、直後の1回裏にはレッドソックスが吉田正尚のメジャー初ホームランを含む3本塁打で5点を奪い逆転。それでもパイレーツは2回、3回に1点ずつ返し同点とすると、4回表にはジェイソン・ディレイの1号ソロ、ブライアン・レイノルズの3号ソロが飛び出し勝ち越しに成功した。

反撃したいレッドソックスは6回裏、ヒットと四球で二死1・2塁のチャンスを作ると、アダム・デュバルのタイムリーで1点を返したものの後が続かず。8回裏には一死1・2塁のチャンスを迎えたが、吉田、デュバルが内野ゴロに倒れ無得点とあと一歩及ばず。パイレーツはリリーフ陣が踏ん張りを見せて7対6で逃げ切り勝ちを決めた。

レッドソックスの吉田は「4番・レフト」でスタメン出場し、1号同点2ラン、ピッチャーゴロ、ファーストゴロ、四球、ファーストゴロで4打数1安打1本塁打1四球2打点。チームは敗れたがグリーンモンスター越えのメジャー初ホームランを放つなど存在感を示し、今季の成績を打率.294、1本塁打、5打点、OPS.871とした。

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