横浜F・マリノスの吉田真那斗は「身体能力がすごい」 中村憲剛が“長友”っぽいと絶賛!

Jリーグ王者である横浜F・マリノス。先日のセレッソ大阪戦には2-1で敗れたが、吉田真那斗(まなと)がデビューを果たした。

彼は鹿屋体育大学から特別指定で加わった21歳のディフェンダーだ。

DAZNのやべっちスタジアムに出演した中村憲剛さんは、彼についてこう話していた。

注目したい選手がひとりいます。

特別指定でJ初出場した鹿屋体育大学の吉田真那斗選手。21歳です。

実は僕、吉田選手を1カ月前に同じチームで。僕がコーチとして一緒に戦ったデンソーカップっていう大学生の地域別対抗戦があるんですけど、そこに彼参加していて。

僕がコーチで彼が選手。1週間だけ戦って、接してたんです。

その選手が僕がやべスタに出演する週にJ1デビューを果たしたこのめぐり合わせ…ということで、スタッフの方に熱弁をしてですね、紹介させていただきたいなと。

まずとにかく、身体能力がすごいんです、彼。

身長172cmと大きくはないんですけど、ジャンプ(力)見てください。

172cmですけど、負けないんです。バネがあって、当たり負けしないんです。

運動量も非常に豊富で、途中で代わったにもかかわらず、スプリント数はチームトップの21回です。

真面目で献身的な選手ですね。上下動をすごく繰り返すことができて、スピードもあって、長友佑都を思い起こすというか。

また、起用さを持ち合わせていて、状況に応じてなかで受けて絡んでいくシーンだったり、外でもポジションをとれて、前の選手を見ながら、ポジションをとれるクレバーな選手。

監督からすると、非常に使い勝手がいい。

また、すごいのがF・マリノスに加入した経緯。

今年の宮崎キャンプで練習生として、人数合わせとして参加して、そこでのプレーがマスカット監督の目に留まり、プロとして正式オファーをもらい、3月に内定して、4月にデビュー…早いですよ。

1カ月前に僕は一緒に大学選抜でやってたのでビックリしました。彼からすると信じられない2か月だったと思う。

こういう形で他の大学生も『自分も』とモチベーション高く持ってやってもらえると思うんですよね。

彼の活躍っていうのはすごく大きくて、つい紹介したくなりました。

(コーチで見た時も)その時もすごい選手だなと。

どこに内定してるんだって言ったら、マリノスだって言うんで、あぁそうかと。頑張ってほしいなと思います。

吉田は右サイドバックとして先発すると78分までプレー。デビュー戦ながら、スプリント数はチームトップだった。

試合後には「J1リーグ初出場、初スタメン。先日、J1デビューすることが出来ました!たくさんの方々の支えがあって、この舞台に立つことが出来、大変嬉しく思います。しかし、チームとしても個人としても悔しい結果に終わってしまいました。次こそは横浜F・マリノスの勝利に貢献できるように頑張ります!応援よろしくお願いします!」とのメッセージをSNSに綴っている。

【関連】横浜F・マリノス史上最強で最高な「青ユニフォーム」7着がこれだ!

なお、憲剛さんはプレーオフ選抜のコーチとしてデンソーカップに参加。中央大学時代の恩師である佐藤健さんからコーチのオファーを貰ったことがきっかけだったそう。

憲剛さんは「僕個人の話をさせていただくと、高卒でプロになれるような選手ではなかった自分がプロになることができ、なおかつ長く現役を続けることができたのは間違いなく大学での4年間のおかげです。引退後、どこかのタイミングで大学サッカー界にその恩返しをしたいと思っていました。」などと自身のブログに熱い思いを書き綴っているので、気になる方はそちらもチェックしてほしい。

© 株式会社ファッションニュース通信社